コラム

Column

2023.04.09

吹抜けにすると地震に弱くなる?

営業マンに言われました・・・

吹抜けにすると地震に弱くなる?

このような相談をされる事があります。

ほかには、吹き抜けにすると寒くなるもあります。

 

どこかの営業マンに言われたそうです。

だから、吹き抜けは必要ないとの要望です。

 

正しい情報で吹き抜けをつくらない選択をしたのならOKですが

そうでなければ、これから先を読み進めて頂きたいです。

 

インザホームでは、出来れば吹き抜けを造りたいと思っています。

もし、営業マンが吹き抜けに対してネガティブな事を言うようなら

きっと、自社のポジショントークなんだと思います。

それか、吹き抜けつくる実力がないかです。

(出来ないのに出来ると言うよりは良いと思います)

 

吹抜けつくるのは大変だし、面倒なのです。

それでもインザホームが進めるのはどうしてでしょう?

 

吹き抜けのメリットとは

まずはメリットについてお伝えします。

対流について

吹抜けは1階と2階の空間をつなぎます。

家中を冷暖房する全館空調をするにはとても有効です。

家の空気を快適にするには、冷暖房だけではなく

その空気を対流させなければなりません。

熱の伝わり方には、3つあり

断熱材が「伝導」

エアコンやストーブが「放射」

吹抜けで空気を動かすのが「対流」

対流がないと全館空調は難しくなります。

それを機械を使わないで吹き抜けと普通の換気で効率よく対流させます。

陽当たりについて

 

吹抜けには2階部分に窓が欲しいですね。

2階からの太陽光は部屋の奥まで届き、冬の室温を上げます。

夏には、太陽が高いので部屋の奥までは入りません。

ただし、その窓が南を向いている場合です。

 

吹抜けの窓には建物配置も関わってきます。

ただ、吹き抜けをつくればいい訳ではありません。

 

吹抜けをつくる時に注意する事

日射を調整する

断熱・気密が良くて吹抜けの日射を調整する事が出来ない場合は夏に室温が上がり不快になります。

特に西面・東面は夏の日射が入りやすくなります。

その場合は、日射遮蔽をする工夫が必ようです。

夏対策ですね。

スライドして日射が調整できるシャッター

 

ハニカムスクリーンで断熱する

 

色々な方法があります。

敷地が広ければ、建物を真南にむけると夏に日射が入りにくく冬には日射で温まる空間になります。

 

構造を知らないと地震に弱くなる

吹抜けがあると地震に弱くなる訳ではありません。

構造知識がないから地震に弱くなるのです。

 

2階の床面が無いから、吹き抜けになります。

2階の床が無いと何がいけないのか?

 

それは、建物が横に揺れるチカラが弱くなることです。

(水平構面が少なくなる)

だから、水平のチカラに耐えられるように補強します。

 

ネットから拾ってきた画像ですが、これが木造住宅であれば危険な建物です。

 

この様に、火打ち梁を入れる事で水平のチカラが強くなります。

構造補強には色々な方法がありますので、間取りや使い方やデザインなどによって使い分けます。

ちなみに

吹抜けを設けてはいけない場所もありますので、注意が必要です。

 

まとめ

吹抜けはメリットが沢山あると思います。

家中の温度を快適にして、冬の日射を取り入れる事で省エネになります。

 

メリットはありますが、気を付けないとデメリットにもなります。

建物の配置や日射遮蔽や構造の知識がないと設計は出来ませんし、快適にはなりません。

 

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