Menu Close

BLOG社長ブログ

HOME > 社長ブログ > 【換気について】 コスパよく家づくりをするには?

【換気について】 コスパよく家づくりをするには?

こんにちは、前田です。

 

前回は構造についてお伝えしました。

構造が分かっている人にプランしてもらってください。

ちなみに構造計算されていない基礎の鉄筋はコレ

 

構造計算しているインザホームの基礎鉄筋はコレ

明らかに鉄筋量や構造の考え方が違います。

 

 

今回は、換気についてです。

実は、換気ってあまり注目されない事ですが

家を長持ちさせて、健康的に暮らす為にはとても重要ですので

住宅会社選びには絶対に抑えておきたいポイントになります。

 

その換気でも今回は外の換気をお伝えします。

なぜなら、外の換気ってあまり住宅会社は言わない(知らない事もある)から

お客さんも知らない事も多いです。

 

外の換気をしないと壁の中が結露して

カビが発生します。

 

 

どんなに地震に強くても

断熱が良くても

気密が良くても

デザインが良くても

カビが生えたら健康的に暮らせません。

だから、換気を考えるって重要なのです!

 

では、どんな換気になっていたらいいのかを

一部お伝えしますので

住宅会社を選ぶ時に写真を見せてもらってください。

 

 

 

バルコニーの換気についてです。

 

床は水勾配を取る為に2重に床を組みます。

その場合、床下に空間が出来ます。

 

手摺の壁も同様です。

閉ざされた空間の空気になります。

その空間の空気を考えているでしょうか?

 

太陽光で熱くなる床や手摺

冬の夜は冷気で冷える事もあります。

 

更に、バルコニー下がリビングなどの部屋だった場合

冬の外は冷気

バルコニー下は暖気

 

これって、結露する条件になります。

温度差があれば結露する可能性があります。

 

そして、2重の床になっているので空気が動かない為に

結露しやすく、乾燥もしません。

 

 

そうならない為に

インザホームではバルコニー下も換気しています。

 

床下地には、穴を空けて空気が流れやすくしています。

 

溝の部分も同様に空気が流れます。

この空間に風を送っています。

 

手摺壁や袖壁にも通気のスリットを入れています。

 

バルコニー以外にも通気は必要です。

軒の換気

軒先に通気金物を付けています。

 

外壁の仕様によって通気胴縁(外壁の下地)を使い

壁を通気させます。

 

まだまだ、換気については色々と考える事があります。

それは、間取りや採用する材料などによっても

変わってくるのでとても難しいです。

 

室内の換気もあります。

家の耐久性をあげるには換気設計はとても大切です。

 

また、換気を考える事で

普通の壁掛けエアコンを

1階14帖用

2階8帖用

この2台で全館空調出来ます。

 

1台でも可能ですが、2台の方が電気代は安くなり

8帖用のエアコン費の元はとれます。

 

住宅会社が換気についてあまり言ってないのが不思議でなりません。

せいぜい「第一種換気で熱交換しています。」ぐらいです。

 

それでコスパが良ければいいのですが・・・・

 

 

住宅会社選びでは、絶対に聞いておいてください。

出来れば、施工写真をみせてもらってください。

 

 

家を建てる時に守らなければならない事

生命・財産・健康

そんな家を手に入れてください。

 

電気代と気密について

断熱材の厚みとUA値について

断熱性・窓について

耐震性について