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基礎断熱と床断熱の併用する理由 

2022-10-29

インザホームでは基礎断熱と床断熱を併用しています。

そのメリットについてお伝えします。

 

写真はお風呂や洗面の床下になります。

緑色のボードが断熱材です。

下には配管が沢山あります。

湯水の架橋ポリエチレン管と排水管になります。

 

この様に配管が沢山あるので、メンテナンスが必要になります。

60年以上暮らしていただく設計になっていますので

その期間でのお風呂の取り換えなどを考慮して

配管のメンテやリフォームがしやすいように

基礎断熱にして気密をしています。

 

お風呂の床下は浴槽で結露しないように気密をしなければなりません。

お風呂だけを基礎断熱にする方法もありますが

出来れば洗面所まで基礎断熱にすると

お風呂の床下も点検できます。

 

これが床断熱です。

床のすぐしたに断熱材を入れます。

そのメリットは、床下の換気が出来る事です。

床下は湿度が高いので換気をしたいのです。

この地域はシロアリ対策になります。

 

そして、床下から吸気をして地面の熱を利用します。

床下の温度は冬で15度ぐらい(外気0度ぐらい)

夏で28度ぐらい(外気38度ぐらい)

 

吸気温度が室温に近いので、外気を直接に吸気として取り込んだ場合よりも

省エネになります。

 

異なった断熱を併用しているので

気密ラインが異なります。

それでもC値0.2ぐらいでています。

 

設計次第で省エネで暮らしてからもコストダウン出来ます。