社長ブログ

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2018.10.22

前田はどんな人? どんな家づくりして、どんな想いで、何してきた人なんだろう?

こんにちは、前田浩貴と申します。

1972年生まれ O型

趣味は、筋トレ・バイク

 

私がこれまでどんな家づくりをしてきて

どんな想いで家を建てているのか

聞いてください。

 

 

 

「習うより慣れろの建築」

 

平成6年に地元の建築会社に就職しました。

社員数100名程の大きな会社です。

 

 

2級建築士の現場監督としてスタートしたわけですが、

現場のことは何もわかりません。

道具の名前すら分からないのですから・・・。

(始めは皆同じですが)

 

 

そこで、職人さんに色々教えてもらう事に決めました。

その代わり授業料は、お手伝いをして体で返しました。

もちろん監督の仕事はしっかりしました。

(「習うより慣れろ」的な感じです。)

 

 

3年間はガムシャラに現場を覚えました。

ほとんど部活動のノリでした。

 

 

当時は、公共工事や大きな工場の建築が多かったです。

工事と同様に書類の山で、毎日夜遅くまで、

時には朝まで仕事をしていました。

そのおかげで、工事の基本を覚える事が出来ました。

 

 

そんな私でも実務経験2年で、

1級建築士の受験資格が得られます。

 

 

日曜日や仕事が終わってから学校に通い勉強をしました。

この1年間は遊ばないで、資格を取る事を決心して、

全ての誘惑を絶ちました。・・・絶ったつもりです。

 

そして、1級建築士、1級施工管理技士、2級土木施工管理技士

資格を取ることが出来ました。

 

 

資格が取れて、現場が分かり始めると

仕事に自信がつきます。

それと同時に仕事に疑問も沸きます。

 

 

「この材料を使うと・・・」

「この工事内容よりは、こちらの方が・・・」

「お客様はどう思うのかな・・・・」

など思う処が出てきました。

 

 

しかし、現実は予算や工期の関係でどうしようも無く、

ましてや実務経験が10年もない社員が訴えた処で何も変わりません。

現実の厳しさを知りました。

 

 

民間の工事を担当する機会もありました。(店舗や住宅)

そこでの経験が今後の私を大きく変えたと思います。

 

 

それまでは、工事担当者と現場担当者の関係で

仕事をしていましたが、民間の仕事で特に住宅では、

お客様の喜ぶ顔や声を直接感じる事が出来たのです。

 

 

自分のやった仕事が役に立ち喜ばれている。

社会に貢献できているのかな?と感じました。

 

 

手がけた建物を見て自己満足していた自分から、

お客様の喜び度=私の満足度になりました。

 

 

 

 

 

「やっぱり会社の歯車なんだな・・・。」

 

実務経験も付くと大きな工事の所長として、

現場を管理できるようになりました。

 

 

「これからは、自分の納得のいく正直な仕事、

お客様が喜んでくれる仕事ができるぞ~」

と気合が入っていました。

 

 

しかし、責任は重くなっても権限は同じで、

今までと同じ状況が続きました。

 

 

予算が無いからここまでの仕事しか出来ない。

(企業なので利益を上げなければいけません)

 

工期が無いので急いで工事をします。

(いい仕事をするのは難しいです。)

 

予算が無いので業者見積もりの叩き合いです。

(「安ければいい」のでしょうか?)

 

工事以外の書類の山

(書類も大切ですが、お客様は満足されているのかな?)

 

 

「ああ、やっぱり会社の歯車なんだ。」

と感じながらの数年でした。

 

この頃から、

「独立してお客様に喜んでいただける仕事がしたい。」

と強く思うようになりました。

 

 

しかし、社会は甘くありません。

まだまだ、勉強が必要だと感じました。

そこで、転職を決意しました。

 

 

 

転職先は、監督4名、営業2名、経理2名の会社です。

環境が180度変わりました。

 

 

監督が少ないので、各現場を助け合ったり、

現場作業を手伝ったりして、

入社した当時の部活動のノリが復活した感じで何となく新鮮でした。

 

 

鉄筋コンクリートのマンションと

住宅工事(木造、鉄骨造)の民間工事がほとんどでした。

 

 

お客様の顔が見える仕事が多くなり、

色々勉強できました。

 

 

小さな会社のやり方は、

今までと全く違いました。

 

 

1人4,5の現場を担当するので、

効率よく仕事をこなさなければいけません。

ここでは、5年お世話になりました。

 

 

ここでも、現場の改善や工事仕様など提案をしましたが、

ほとんど変わりませんでした。

 

 

やはり、事業ですから利益を優先するのは仕方ないのでしょう。

・・・・と自分に言い聞かせました。

 

 

それと同時に

「正直な仕事をして、世の中に役に立つ」

思いが強くなりました。

 

 

 

 

 

「周りからはバカと言われましたが・・・。」

 

大きな会社と小さな会社の良い所、

良くない所を経験して、

平成17年に独立しました。

 

 

と、言っても最初の1年は

前の会社の現場を引き継ぎました。

 

 

監督が少ない会社で、1人抜けるのは大変だと思い

恩返しのつもりでお手伝いしました。

 

 

もちろん自分の事業も希望いっぱいで、がんばりました。

 

 

現場が重なり体に無理が来たのでしょうか、

この年の夏に腰痛(ヘルニア)になってしまいました。

 

右足が動かないほどの重症でした。

体力だけが自慢だったので、かなりショックでした。

(普通に歩けるまでに8ヶ月かかりました)

 

 

しかし、前の会社には迷惑は掛けられないので

自身の事業はストップしなければいけませんでした。

 

 

「たぶん神様がそんなに急ぐな、ゆっくり考えなさい。」

と言っているんだと思い、今一度、自分のしたい仕事、

生き方を考えることにしました。

 

 

 

 

 

「私の生き方」

 

IN THE HOME(イン・ザ・ホーム)社名は

「家族が明るく、楽しく、幸せに暮らせる」

住まいづくりがしたい思いで決めました。

 

 

そんな住まいには、自然と人が集まります・・・

家族、子供、友人、近所の人・・・

「うちにおいでよ」(IN THE HOME)と招きたくなる

雰囲気のある住まいづくりをしたいという願いを込めました。

 

 

ヘルニア療養中の間に自分の仕事の

使命(ミッション)を考えました。

 

 

その頃建設業界には、様々な事件が起きていました。

マンション、ホテルなどの耐震偽装事件、

悪徳リフォーム業者の逮捕、

欠陥建物の被害、公共工事の談合、・・・・など

新聞やテレビで報道されました。

 

 

悪徳業者=建設業界に思えるほどでした。

建設業界のウミが一気に溢れ出し、

インチキが隠しきれなくなってきたのです。

正直に仕事をすることを強く思いました。

 

 

さらに、衝撃的な事件も起きました。

子供に関係する事件です。

私も2人の幼い子供がいた子育て世代です。

現在は大きくなりました。早いものです。

 

 

子供は「宝」です、皆で守らなければならないのです。

しかし、事件が起こる地域は何か冷たさと無関心を感じました。

 

 

子供が泣いていれば、「どうしたの?」

と声を掛ける近所のおばさん。

 

 

イタズラが過ぎれば「コラッ」

と怒ってくれる近所のおじさん。

 

 

このような優しい町になれば、

子供に関係する事件は起きるでしょうか?

 

 

安心して子育てが出来る町、

家族が幸せに暮らせる町を創りたい。

 

 

「住まいづくりを通して出来るはずだ」

と決心しました。

 

 

子育てがしやすい家づくり

家族の思い出を残すリフォーム

親のためを思う2世帯住宅

・・・・家族思いで心優しい方のご要望です。

 

 

心優しい方の幸せに暮らせる家が

たくさん集まれば優しい町になります。

 

 

これが私の住まいづくりをする使命です。

 

 

人は何のために働くのでしょうか?

(もちろん生活のためですが)

お金のため?

名誉のため?

 

 

私は誰かに役立つために仕事をします。

そう決めた時、独立した意味、

生きている意味が実感できました。

 

 

 

 

 

「創業して13年経った現在」

 

おかげさまで、優しいお客様・スタッフにめぐまれて

イベント・勉強会・現場見学会・ラジオ・執筆活動などしております。

 

 

まだまだ、卵から出たばかりの小さな会社ですが、

お客様には100%以上の気持ちで

住まいづくりをさせていただいております。

 

 

そして、これまで家づくりをしてきた経験で

建築士で技術者として提供しなければならないことがあると感じました。

 

 

それは、「健康」と「経済性」です。

インザホームの家づくりの想いの一つに

「ずっと幸せに暮らせる家づくり」があります。

 

 

人の寿命よりも家の寿命が永くないといけません。

人生の半分以上を住まいで過ごすことになります。

 

 

だから、健康的に暮らせないといけません。

住まいが良ければ、ぜんそくやアトピーや

腰痛や熱中症にはなりません。

 

 

経済的にも安心できることは重要です。

ランニングコストが掛からない住まいになれば

ご家族の楽しみも増えます。

 

 

それらを叶えられれば、

地域に笑顔が広がると想うのです。

 

 

もし、家づくりに迷ったり、疑問に思ったり、不安があれば

お話に来てください。

 

 

何かお伝えできることがあるかも知れません。

私はこのような出会いは財産だと思っています。

 

 

家は楽しく建ててください。

 

 

1級建築士  前田浩貴

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