こんにちは、建築士の前田です。
15年ぐらい前は1枚ガラスが
まだ多かったように思います。
1枚ガラスではほとんど断熱性はありません。
どれくらいの断熱性かと言うと
コピー用紙ぐらいです。
ビックリですよね。
それでは結露もするし
熱損失も大きくなります。
最近では、ペアガラスは当たり前で
中には5枚ガラスのサッシもあるぐらいです。
いくつか種類と熱貫流率を書いてみました。
U:熱貫流率で数値が低い方が性能が高いです。
外皮で熱貫流率が大きいのは窓です。
だから、窓を小さくする事が有効と
勘違いされてきました。
窓は、断熱性能と日射遮蔽を高めることで
熱取得が出来る部分になります。
断熱材は発熱しないので、
窓からの熱取得はとても省エネになります。
どこにどんな窓を付けたらいいのかは
敷地の環境を調べて
通風計画もして
日射取得・日射遮蔽を考え無いといけません。
プラン集から選んだ間取りでは
対応出来ない事が多いと思います。