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ローコストで高性能住宅は建てられるのか? その1

こんにちは、前田です。

 

このテーマをお話する前に前提条件があります。

高性能とは

①耐震・・・・等級3

②高気密・・・C値0.3

③高断熱・・・UA値0.46

④換気性能・・・全館空調レベル

この4つの数値が高性能とします。

 

ローコストとは

35坪で1500万円ぐらいの価格で

キッチンやユニットバスの設備はついています。

 

①耐震について

建築基準法で等級1になるとこれぐらい壊れます。

これでも合法です。

倒壊して逃げる時間があればOKです。

 

これを等級3にするとこうなります。

同じ熊本地震の震源地近くの家です。

多くの方はこの写真の家を住宅会社が建ててくれると思っていますが

実は等級1の家で「地震に強い家」と言っています。

 

では等級1から3にするのにどれくらいの金額が必要なのか?

構造計算で25万円ぐらい

申請で7万円ぐらい

構造材の追加が50万円ぐらい

合わせて80万円ぐらいになります。

これは原価での追加になります。

 

インザホームでは標準です。そして原価だししています。

なぜなら、絶対にやって欲しいからです。

そして、この金額は地震保険が半額になるので

7年ぐらいで元が取れます。

 

 

②高気密について

気密測定は6~7万円が相場です。

第三者機関での測定の場合です。

 

気密部材費や大工の手間が掛かります。

家の形状や間取りや断熱方法によって

気密施工方法が変わりますので

一概に金額は決まりませんが40万円ぐらい掛かります。

 

 

つづく