Menu Close

BLOG社長ブログ

HOME > 社長ブログ > 敷地をみて設計すると その2

敷地をみて設計すると その2

こんにちは前田です。

 

敷地に高低差が2m以上あると崖条例で

建築面積が制限されます。

 

この敷地は崖条例です。

 

しかも、道路からの高低差が1mあるので

平均地盤面も上がり、道路斜線で高さも制限されて

崖条例で山の高さの2倍まで建物を離さなければならないので

建築面積はかなり制限されます。

 

そして、このまま建築すると

どんなに地震に強い家でも

山が崩れてきたら家も倒壊してしまうので

造成工事が必要でした。

 

結構な鉄筋量です。

よくコンクリートブロックで土留めしている

造成地がありますが、ブロックになると鉄筋のピッチが400mmになります。

この鉄筋は100㎜ピッチでダブルで入っています。

鉄筋量としては8倍以上です。

それだけ土って重いのです。

 

土地を選ぶ時はコンクリートブロックで土留めしてあったら

注意が必要ですね。

 

これだけ広いのに建築面積は13坪になります。

だから3階建て

しかも高さ制限があり、地盤の高低差もある

なかなかの難易度の設計になりました。