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気密測定 C値0.1の世界

こんにちは、前田です。

 

気密測定をしてきました。

インザホームでは全棟の気密測定を第三者機関で行っています。

気密測定をやっていない住宅会社が多いのですが

それで高気密住宅って言っているのは疑問ですね。

 

結果は・・・・

C値0.11です。

 

検査員さんが言っていました。

「私が測定したなかで、過去最高の結果です。」

 

家全体の隙間は15㎠しかありません。

小さな隙間が集まっての面積です。

 

いつもはC値 0.2~0.3ぐらいです。

それでもすごい数値なんですけどね。

 

今回はなぜいい数値が出たのかを考えてみました。

窓が樹脂サッシであることと

引き違いの窓が1箇所だったことで

いつもよりC値が0.1良かったのだと思います。

 

引き違い窓は、レールがありその上を障子が動きます。

隙間が無いと動かないので、この隙間は仕方ない事なのです。

 

高気密にしてどんなメリットがあるのでしょうか?

隙間風がないので、壁や屋根や床で結露になりません。

計画換気がきるので、換気扇の能力が出ます。

 

簡単に言うと

家が快適になって、長持ちします。

 

なかなかこのレベルは難しいですが

気密測定をしてもらう事をお勧めします。

 

気密に気を配る住宅会社は断熱も良いです。

その逆で

断熱は高価な材料を採用しているけど、気密は取れていない場合があります。

 

気密は絶対にやった方がいいです!!

 

ちなみに、業界ではC値は1.0を目標にしているようです。

なかなか1.0を切れないのが現実なのです。

そこに気密の壁があります。

 

次の壁は0.5ぐらい

その次は0.3を切るぐらいです。

0.3を切るレベルになると、かなり快適に暮らす事ができますよ。