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床断熱と基礎断熱の違い その1

こんにちは、前田です。

 

 

床断熱と基礎断熱のどっちがいいのか?

これから家づくりをされる方は悩むかも知れません。

ちょっと勉強した方が悩むのかな?

 

結論から言うと、私はどちらでも良いと思います。

ただし、しっかりと理解して施工できることが前提です。

 

 

基礎断熱について

床下も室内と同じ環境になります。

基礎断熱にすると注意したいのが床下結露です。

 

 

コンクリートは少しずつ水分を出しています。

構造用合板で囲まれて、床下が換気されない空間にすると

コンクリートからの水分で結露してカビが出ます。

 

 

その対策として、床下にエアコンを設置します。

床下の結露予防にもなりますが、コンクリートに蓄熱して

床下から冷暖房する考え方です。

冷房効果については、しっかりと検討する必要があります。

 

 

この場合、エアコンの風が床下全体に行きわたるのかを

意識してプランをしないといけません。

 

床下の基礎は立上り基礎があります。

なかなかエアコンの空気が床下全体に行きわたるのは難しい設計です。

だからと言って、立上り基礎をすくなくすると

構造が弱くなります。

 

だからこういった基礎になるのでしょうが・・・・

構造はどうなっているのかが問題ですね。

 

 

ある程度の区画で囲まれた

構造ブロックを意識して考えながら

床下の通風も考える訳で、しっかりやろうとしたら設計制約も出そうですね。

 

 

断熱だけではなく、構造も考えて設計しないといけません。

写真は適当にネットから持ってきたので

そこの基礎がどんな構造が分かりませんが、

かなりの補強や特殊な工法なのかもしれません。

 

 

もし、普通のベタ基礎だったらヤバイ構造になります。

 

 

この辺りの構造検討も必要です。

またの機会に構造についてはお伝えします。

 

長くなったので、今日はここまでです。

 

つづく。