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高気密・高断熱の基準

こんにちは、前田です。

 

最近はどこの会社も「高気密高断熱の家ですよ」

って言う様になってきました。

 

でも、それって本当だと思いますか?

そもそも、断熱も気密もここまでクリアーしたら

高気密高断熱ですよって基準はありません。

 

だから、営業マンの言ったもの勝ちなんです。

そこで今回は、私なりの基準を具体的にお伝えしようと思います。

基準数値だけのお話ですので、

その結果、どんなメリットがあるのかは

他のブログで色々と書いていますのでご覧ください。

まずは気密です。

気密測定やっているのかを聞いてください。

測定してないのに高気密なんてありえないです。

高気密って言うぐらいなら最低でも

C値は1.0を切って欲しい

これは1m×1mの面積に1㎠の隙間があるって事です。

 

C値は、設計で数値は出ません。

現場測定のみの数値ですので、しっかり工事出来ているかの指標にもなります。

C値を気にしている住宅会社は、断熱にも気を付けている事が多いです。

C値1.0ってどれくらいの隙間なのか?

35坪ぐらいの家だとすると、ハガキ1枚ぐらいです。

(家のカタチによって数値は変わります)

 

ちなみに、インザホームではC値0.5はお約束しています。

測定すると0.3~0.4です。

床断熱を採用しているので、この辺りがコスパ的に限界だと思います。

基礎断熱の方が気密は取りやすく有利ですが、基礎断熱でもC値0.3は難しいです。

 

 

つづいて、断熱についてです。

長期優良住宅の断熱等級4でU値0.87です。

これでは不足しています。

とても高断熱とは言えないでしょう。

 

高断熱というのであれば、HEAT20 G1 以上欲しいです。

HEAT20の詳しくはコチラ

 

愛知県は6地区なので

U値0.56になります。

インザホームでは、標準でU値0.5ぐらいです。

もちろん、もっと数値は上げられます。

 

しかし、断熱・気密だけ良くしたら良い家になるのか?と言われれば

私は違うと思います。

 

その中でコスパが良い数値だと思います。

例えば、樹脂サッシを使えば、

U値は、0.4切るぐらいになります。

 

この辺りの話は別の記事にしようと思います。