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機械に頼った全館空調を採用する前に考えておくべき事

こんにちは、前田です。

 

どこの住宅会社も全館空調と言う様になりました。

家中がどこにいても快適な温度になるのが売りです。

 

大手メーカーでは高額なので地元の住宅会社にお願いされる方も多く

全館空調も多くのメーカーや工法が出てきました。

 

その前に考えて欲しい事がいくつかあります。

今回は3つお伝えします。

 

①住宅の断熱や気密の性能って大丈夫?

断熱や気密がしっかりとしてないと機会に頼った空調になります。

気密のC値で言えば 最低1.0は切って欲しいところです。

そもそもC値の測定をしていない住宅会社の方が多いですからご注意ください。

 

断熱のU値で言えば 最低0.56 (HEAT20 G1 レベル)

断熱等級4のU値0.86では、ペラペラです。

②その設備を動かす電気代などのランニングコストってどれくらい?

大きな設備になれば、それなりの電気を消費します。

そして、機械ですので寿命がやってきます。

部品の取り換え、機器本体の取り換え

機器を取り換えると200万円ぐらいはします。

それが15年ぐらいのピッチでやってきます。

もし、電気代が安くても機器の取り換えで節約分が一気に吹っ飛んでいきます。

 

③家の設計は大丈夫?

そもそもの問題ですね。

住宅の消費エネルギを考えると暖房エネルギーはとても大きいです。

それを補填するのが太陽光です。

冬には南側に太陽光を入れる窓がある

夏には太陽光を遮蔽する工夫がある

家の配置や敷地条件は太陽光が入る

 

これらが出来ていたら冬の晴れた日は空調はいらないぐらいです。

その時は空調機を停止しても温かいです。

 

 

まとめ

機械のチカラに頼る空調を採用する前に

住宅としての基本性能が満足されれているのかを確認して

 

詳しくはコチラ 

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ZOOM相談もやっています。